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Azure Sky

日常の出来事、想いを記します

26日、夕暮れの虹

 最近、本館をサボっているため、ネタが溜まり続けている。
ワンコが逝ってからというもの、定期的に外へ出なくなり、
シャッターチャンスも減った。
 
 ましてや、ワンコ館など、文章を書く勇気が出るはずも無い。
未だ、お役所に「犬が死んだ」と伝えられずにいるというのに。
 
 
 敷地内はともかく、最低必要限しか出あるかない。
家に帰ったとき、アナが居ないことを確認するのがイヤだから。
結果、愛車は、週一時間労働程度の、超パートタイマーとなった。


 そんな生活でも、季節は進んでいき、
もう、残りの月のほうが少ない。
 既に日暮れが早くなった。
ストンと暮れると、自分の手すら見えないほど。

 じきに、雪の季節が来る。
あの時と同じ、酷寒の季節…
 耐えられるだろうか… 
っつーか、別に、耐える必要もあるまい。マゾじゃあるまいし。
私の役割は終わった。
 

 昨夜なんて、大きいボトルの醤油が、座ったアナに見えたんだぜ~
マジ、ヤバす。 自覚しているよりも限界が近そう。
 今までも、黒っぽい座布団とか、脱いだ上着とか、
とにかく、黒っぽいものは全て、丸まったアナに見えていたのだが。

 醤油のボトルがアナ……… 終わっとる。
「酔っ払ってケンタッキーの叔父さんを連れ帰った」とかのほうがよほどまともだ。


 ペットロスの話につき物の「虹の橋」とかいうエピ、
アレは、一方的に人間側に都合よく出来てるから抵抗がある。
 私が知りたいのは、アナが本当はどう思っていたか、だから。
アナが生きていたとしても、永遠に答えが返ることはないのだが。


 虹の向こうへ辿り着けるだろうか
どうにも、アナは、玄関で振り返って待っている気がするんだが。
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 どうでもいいが、という字は、という字に印象が似ている。
ニセコの辺りに虻田とかいう地があったと思うんだが、
私、初めは虹という字に思っていた。
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 虹は、この一部のみ出ただけで、数分で消えていった
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 クレオメの花も盛りを過ぎた。
寝て起きたら晩夏だった…みたいな。
 寝て起きたら、一生が終わっていてくれないかな。
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手向けの白い花 ナツツバキ

 18日、ナツツバキが咲いた。
ヒメシャラとの交配種の「ホワイトチルドレン」という種だ。 
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蕾の状態↓
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 去年も買ったのだが、夏に枯らしてしまった。
リベンジする気は無かったが、アナの墓に植えたくて、また育てている。
 どんな形でもいいから、この世に戻ってきて欲しいのだ。

 現在、樹高30センチほどのコレが、アナの体に根を伸ばすまで何年掛かるのか知らない。
異常と言われても、骨を掘り出して手元におきたいくらいだ。
 昨日は、居間の金魚が、底石を咬む音が、アナが床を歩くときの爪の音に聞こえ、
思わず呼ぶところだった。
 

 理屈では判っているんだが、感情が妄想を作ってしまう。
時が経つにつれ、喪失感は薄まると思っていたが、
奥底では、穴が深く崩れていっているよう…
 内側から崩れる直前な気がする。

 犬を持ってきて、犬の型の穴を埋めるか、自分ごと消してしまうかのどちらか。
彼岸の人になってしまったら、世間体的には死人より悪い。
 しかし、この状態で、もし、ワンコが来たとしてだ。
その子がアナの居た場所に陣取るのを許せるだろうか。
 多分、少し、間が空き過ぎたのだ。
 
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 ↑左側のミナヅキは60センチくらいに延びたが、
いまだ、蕾は見られない。
この種は、夏間際にしか出ないから、そのうち出てくるつもりなんだろう。

 大きな花房が、猫に折られないよう、全部に支柱が要るかな。
メンドクさ…  っつーか、猫、どっか行けよ。
 
 右端のアナ墓の花は、未だに咲き続けている。
毎日のヤブ漕ぎにイヤ気がさし、墓周辺の花を移動中。
沈丁花も撤去する積もりで挿し樹している。

 周辺にあった、ナツズイセンの球根も移動した。
丁度、春葉が枯れて、休眠期に入りかけているし。
ここでは猫に折られるから。
…というのはタテマエで、当の私が踏みそうだから。
 掘り出した球根の大きさにはびっくりした。アマリリスかよ!みたいな。


 ヒメシャラがしっかり根を張った頃、墓石を(というか、石版)避けて、
ここに植える積もりで育てている。
いっそ、白い花だけにしてしまおうか。


 手前にあった、薔薇「バレリーナ」は、
オクで叩き売ろうと思って撮ったが、大きさに面倒くさくなり、
近所のオヤジに貰ってもらった。
 
 しかし、子株がもう一本あるのだ。
薔薇、ウザい。 花作りを始めた頃は、割と好きだったんだが。
昔は「薔薇のお茶」とかに憧れて、買って飲んだが、マズかった。
薔薇のナントカは、多分、イメージだけに留めておくものだ。
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バレリーナ  これが真っ白なら、少し無理しても置いておいたかも。
ピンクは、パッと見は可愛いのだが、すぐにイヤ気が挿す。
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 ちなみに、バレリーナの跡地には、
ライラックの苗を植えた。
四月末、知人宅の樹の根元から生えてたものを鉢で育てていたやつだ。
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花↓ 台樹の芽という可能性も捨てきれないが、葉は確かにライラックだし。
元々、庭のワンコたちの花はライラックだった。去年、枯れるまでは。
 「花の下には死体が埋まっている」…ってね。
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シャスターデージー

 5.30、アナの埋葬地に植えた、ノースポールがそろそろ終わりそうだ。

 数日前の長雨を期に、日課だった神社参り(と、伴うロシアンルーレット)を、
なんとなく、ヤル気が無くなった。
自覚はしていたが、願掛けでさらに鬱度が増すからだ。

…というのはタテマエで、要するに、期待した効果が得られないことが主だったり。
それに、「見えないけど居る」気がしてしかたないんだよね。
 そのうち、生存時のように、「脇にいるはずのアナ」に、普通に話しかけ始めるかも。
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ノースポールの後を追うように、裏のシャスターデージーが咲き狂っている。
好き放題伸び、倒れ、乱れる花の群れ。
12年前、この、花の中に、確かにアナが居た。
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6/10、早朝、トラックターミナルまで愛車を駆った日、
遠い過去のはずなのに、昨日のことのように思い出す。

物事には、始まりがあり、終わりがくる… 頭では判っているはずなんだけど。
自分自身、このこだわりに戸惑っている。
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来年も再来年も、この花は咲き続けていく。
この家の住人が朽ちるまで。
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けれど、おかしなものだね。
この道にアナの姿が無いのは。

 …何処に居る? まだこの世に居るのかい?
要領の悪い、クソ真面目なオマエだから、
いくら賽銭積んでも、一人で渡し舟なんて乗れず、ずーっと待っているような気がする。
 
 以前、散歩中にはぐれたとき、
すぐ向こうに家が見えるこの道の傍、じっと私を待ち続けていたときのように。

 「そんなに真面目では損だよ」と何度も言っただろう?
おまえたちは、なぜ、皆、それほどまで従順で居られるのだろう。
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五度目の26日

 今日はアナの月命日、未だ、私の部屋には、点滴とかも、一式残ったまま。
毎夜の水供えも習慣になってしまった。

 毎月、あと○日、あと○日…と、なんとなく数えてしまう。
今日は五回目の26日、昨夜は、あの日のように、
アナ布団の脇で添い寝、あの日を回想。
途中で目覚め、布団に入る頃には空が白んでいるパターン。

 故意ではない。
どうしても、最後の記憶が強烈過ぎて、消えないのだ。 
 半覚醒の中で、居ないはずの犬の気配を感じながら、
姿を探す。


 もっと早く気づいていれば、
せめて、24日に整体へ行かなければ、
 何もできなくとも、アナの不安な時間を減らすことは出来たろうに。
明後日死ぬと判っていたら、誰が置いて出るかよ!

 アナ、どこに居る?
もう別の命として生まれてきたかい?
今夜も墓前で語りかける。
この時間を、アナが生きているときに使っていれば…

 一番最初に植えた株はノースポールとは思えないようなデカ株になった。
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 「ペットロスの一番良い薬は次の犬を飼うこと」だそうだ。
かの、ちょっと勘違い系の動物好きな人「○ツ○ロウ」さんの意見とはいえ、
この件については的は得ている気がする。

 「私にはもう時間がない」
そんなセリフを見聞きするたび、
「たいそうな人生を歩んでこれた人なんだな」…と思っていたが、
立場は全く違うのに、まさに「私には時間がない」気分。
 
 不景気続きのオマケの災害、他山の石というにも、
各地に影響してくることは避けられまい。
 これから先は、さらに何が起きるか予測もつかない。
多分、日本人よりも、外国人のほうが状況を冷静に見ているだろう。

 下り坂に入った日本という国で、
今の自分の経済状態で、年齢で、もし次の子を迎えても、
その子の寿命まで暮らせる確立は極めて低い。
 ハムスターくらいの寿命ならともかく。


 セキセイたち? 
あいつ等はいいんだよ、どこででも生きていける逞しさを持っているから。
我家のように好き勝手はできまいだろうが。
 ん~ 瑠璃さんは、私が居なくなったら、少しは気にしてくれるかもね。三日くらいは。
アヤツは、嫁が居ても、籠の中では常に扉付近に張り付き、一番私に近い場所に居ようとする。
とりあえず、彼なりに愛してくれてはいることは理解できる。


 アナ、裏の芥子が満開だよ、
この花の中から、もっそりとオマエが出てきそうな気がして仕方ないよ。
どうしてオマエが居ないんだろう…
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先々代ジュリア命日

7日は、先々代シェルティ、ジュリアの命日だった。
連休明けの混んだ病院、順番を待つ間に、ジュリアは臨終状態となった。
家を出るときは、まだ、意識があった。
 
 瞳孔が開き、ぐったりしたジュリアは、
もう私の力では持ち上げることが出来ず、
それを見た先生が、黙って抱き上げ、車に載せてくれた。
 
 意識の無くなったジュリアの傍に添い、呼びかけ続け、
零時を間際、途切れた呼吸…
消えゆく命の日を見るのはキツい。

 後続のアナが来て数年後には、「あっ、忘れてた」程度の覚えだったが、
喪失感をふさいでいた蓋(アナ)が吹っ飛び、
12年も前のことが昨日のように思い出される。

 とはいえ、やはり、喪失感が強いのは、
12年前のジュリアよりも今年のアナなのだが。
 
 強い記憶は、忘れようにも忘れられない。
年をとると、そういう記憶ばかりが溜まってきて鬱気になるのだろう。

 初代も次代も、そして、今年逝ったアナも、
写真の中、変わらず嬉しそうに笑っている。

 先代ジュリアの若い頃
幅広く撒い白いカラー、顔のブレーズは太く、その先端付近真ん中に、黒い星があった。
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体高38センチくらい 
ツヤがあり、絹糸のような細い毛を持つ(多分、親子掛けの副作用)シェルティだった。
体重はピーク時で19kほどもあり、ほぼ維持したまま逝った。
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 不妊手術はしなかったので、死ぬ間際まで生理があった。
子宮蓄膿症にはならずに済んだが、
リンパ腫が進行してから乳腺腫瘍が出来てしまった。
体が弱っているので手術などできず…
 どのみち、それから半年ほどしか生きられなかったのだが。

 体が大きかったので、人間の少女用のパンツに尻尾穴を空けて履かせていた。
11may11026.jpg
  
終盤の勿忘草 英語名 Forget-me-not
忘れないよ。
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