
荒れ地で子牛が草を食んでいる。

もちろん、猛暑の戸外は猛烈に暑い。
子牛…小雪は直ちに帰還する。
家の前には、裏の池からの排水が流れている。
去年の猛暑時の思いつきで、ここからホースで水を流しているのだが、
小雪はここへ来て涼むことを覚えた。

犬は、水溜りすら入りたがらないのが多いのだが、
小雪は、真冬に裏の田んぼに溜まった水に突っ込んだりと、
「普通」から外れた犬ではあった。
足が濡れるどころか、べったり座ったりと、水に対して抵抗が無さ過ぎる。



放っておくといつまでもこうしているので、
イヤ、そればかりか、べったりと寝転んだりするので、



水源の、水桶っつーか、シンクに突っ込んで、小雪を冷やす。

今では、ここへ入ることが目的で外へ出るようだ。

先々代のシェルティ、ジュリアは、このシンクへ入るのが大好きで、
外トイレへ行った帰り、ここへ入って前足で水を搔いていた。
まあ、入るのはいいんだが、丸刈り期前にそれをすると、
拭くのに、バスタオル一枚が要るため、何度もやられてはかわない。
で、足を入れかけたさい、「コラ!」と叱られ、すごすごと通り過ぎたり…
叱られるのが判っているから、人をチラ見して、様子を伺ってドボンしていた。
それでも、濡れたままで上がれないことは判っていたため、玄関先で待っていた。
それだけ水が好きなので、川とか連れて行っても、
足の付く深さ以上の深みには入ろうとはしなかった。
後続のアナはそれをしなかった。水に入るのを嫌ったし。
犬自身が持って生まれついた性格というものもあるのだろうが、
環境というのも、性格や行動を決める、大きなファクターとなることは間違いなかろう。
だいたい、こんな風に、家に流れがあるところなんて滅多に無いもんね。

水源との関係はこんな風↓

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