晩秋から一気に冬だ。
空の雲は真冬そのもの、辺りにはユキムシがふよふよと舞っている。
木蓮が時間を追うごとに裸になっていく。

葉を落とした枝先には来期の花芽が沢山ついている。

あのヒマワリはどうにか頑張っているが、
冷たい風に吹かれ、身を縮めている。

睡蓮蜂に居たアオメダカたちは、
低温期になってから、水面に上がらなくなり、餌も食べなくなった。
今日、アオメダカを、近所の親戚宅へ養子に出した。
なにぶん、大雑把な爺なので、ここへ出す気は無かったが、
その後、大き目の水槽にヒーターが装備されていたから。
その後、コウホネ池に取り残されていた二匹を確保、
これも追加で養子に…
どのくらい生き残るだろう。
なにせ、あの爺はウチから行ったグッピーを一週間足らずで全滅させた過去がある。
しかし、まだ畑の睡蓮桶には、ヒメダカが20匹以上居るのだ。
どうしよう…
↓アオメダカ

この時期は、風が強い日が多く、
一夜明けると、残っていた傘も裸になっていた。

古い傘を一本立ててみた。
霜除けといってても、もう、ほとんど意地。

線路脇に咲いた、時期外れの小さなコスモス
毎日のように歩いていたここを通ることも減り、
ついで、こうした花が咲いていても気づかなくなった。



去年の十日頃
風景は似ているのだが、どうしても足りないものがある。

その不足分を求める同志、一頭…
今日、またも、散歩途中で「アナに会いに行く」と飼い主を引っ張ってやってきた。
どう思ってるんだろうね。 何度来ても居ないアナ…
「死」が理解できるのと出来ないのは、どちらが不幸なんだろう。

このポメの飼い主と、「たら れば」話しをした。
「ポメの子供を作ってから手術すれば良かった。」
「アナと? 5~6頭生まれるから、飼い主二軒で折半ね、三頭ずつよ?」
「そ、それは困る… (金銭的に)」
「けど、他所へホイホイ渡せないやろ」
「う~… 」
「でも、ほんとに、子供をとっておけば良かったね~」
今となっては、遠い夢物語だ。
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