相手は私を知ってるようだが…
誰よ?と聞くわけにもいかず、適当に相槌を打つ。
母に用らしい。
メンドクサイな~と思い、
「ピンポン押してみて」とセルフサービスを強要。
(↑家族が在宅しているのかも把握していない)
そのうち母が帰宅した。
「あ~ ○○さん、××××…」
なんだよ、元彼の母親じゃないか。
すっかり生気なくなってて判らなかったわ。
あれっきり来ないので、もうウチへは来ないだろうと思い込んでいたよ。
それにしても、スカしてんな~
私自身、とうに過去だし、
その後に色々ありすぎて、今さらこだわりは無い。
当人自身もガンやら骨折やらで散々な目に遭ったらしいが、
先月、ワンコが逝ったらしく、騒々しく?落ちこんでいた。
ラブラドール14才、まあ、大型犬としては長寿なほうだ。
当初は外飼いしていたが、
年を取ってからは室内に入れたそうだ。
自分もヘロヘロになりながら、ワンこの介助をしていたが、
短期間でスーッと逝ってしまったらしい。
なにせ大型犬、
死んだときも50k近くもあり、
火葬場に運ぶさいも近所の人を頼んで、ようやく車に載せたそうだ。
オバさん曰く、
「爺(舅)の死んだときは、ぱーっと爺の荷物を捨てたけど、
ナナちゃんのは(←ラブの名)捨てることが出来ない」
室内で一緒に暮らすと、近いぶん、居なくなったときがキツイんだよね。
私も、いまだ、自室のワンコ用布団を毎日用意し、生前と同様に干したり洗ったりしている。
アナの毛布とかも全部、いつものように保存してある。
還ってくるような気がして捨てられないんだ。
自分自身「どうする積もりよ?」って思ってはいるんだが。
居間は気配があり過ぎて、辛くて居づらい。
ちょっと気い抜くと、視界の隅にアナの姿が視えてしまうし。
ここに居ること事態が良くないんだろうな。
全部がアナの記憶に繋がってしまうから。
ついでに、○○さんチのワンコも死んだと聞かされた。
それって、私、春頃に資料画を撮らせて貰った子じゃないか。
寿命が短いような年寄りではなかったが、
心臓が悪く、ある日、「様子が変」と、病院へ連れて行く途中、
リアシートを振り返ると息絶えていた。…そうだ。
それはまたキツイわ…予想外過ぎて。
殿も死んだんだったね~…とか、
すっかり、「ワンコが死んだ仲間」
解りあえる仲間がいくら居ても、どうにもこうにも暗すぎる。
画像が多いので本館と分けた
木枯らしが木々の葉を散らしている。
白い薄雲は冬の証、

裏の線路際もすっかり寂しくなり、
残るは僅かな野菜のみ

ヘロヘロで咲き続けるヘヴンに、

「さらに頑張れよ」と、追い討ちを掛けるように、傘を追加した。

ほとんど葉も無くなった。この状態でさらに頑張れと?…と。
人間ならプレッシャーに逃亡したくなるわな。

アナ墓地のノースポールが一輪咲いた
ソーラー電池のランタンが点かないので位置を変えてみたが、
数分点く電気もまかなえないようだ。
冬って、ここ、そんなに日陰になるのか…

ナツツバキの葉はさらに赤味を増し、

カシワバアジサイは先端に花芽らしきものがついている。

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