もうこの鉢ではキツイのだが、
これ以上大きくすると、開花期に自室へ出し入れができなくなる。

もとより、花の型で選択する花じゃない。
茉莉の名がついても、「ナス科」だったような記憶がある。
かなり前から通販カタログで見知ってはいた花だが、
買わなかったのは、花自体があまり綺麗じゃないからだ。
のちに読んだ、ミステリー少女漫画のネタに、この花の色変わり特性が使われていた。
「紫色の花が咲いた木」 時間経過 「白い花が咲いた木」と。
まあ、知らない人が見たら、別の花に見えるかも知れん。…かなぁ。
そのエピで、香りが素晴らしいことを知り、実物と対面し、香りに取り付かれ、
寒地での厄介な冬越しを続けるほど好きな花となった。
といいつつ、何度か冬越しに失敗して枯らしてしまったことも。
手間だけを思うと、毎期買い換えたほうが楽な気がするが、
この二年くらい、私がよく行く花屋では見かけない。
開花期は短いため、今期タマタマ行った他店で買ったそれは盛りを過ぎていたし。
5/30 蕾が膨らむ

6/1 開花始まる
数輪咲いた頃から、夜のみ自室に入れている。

蕾が沢山あるんだけど、際までガクに覆われているので、よく視ないと判らない。

↓の画でもわかるが、この頃、やたら落葉があり、黄変した葉がバラバラ落ちていた。
今期は、ほとんど落葉せずに、この厳寒を越したから安心し、
早々に戸外へ出したツケがきたのかと…(←実に憶えがあるし)

6/5 早くも満開
これだけ咲いているとかなり香るはずなんだけど、
この頃には香りになれてしまうのか、あまり感じなくなってしまう。
最初の数輪開花の頃は、部屋へ入るだけで充満していると感じたのにな~

ニオイバンマツリ 英名 Yesterday today tomorrow
花言葉は「移り気」
昨日、今日、明日と、日ごとに色が退色して白くなっていくから。

個々の花はこのくらい
肥料が効いたのか、種類が違うのか、今期買った小苗よりも花が大きい。
…葉も一回り大きいし、やっぱり、種類が違うんだろう。
ちなみに、今期買った小苗は、花後、新枝を伸ばし、
数個の蕾を付けていた。
温室咲きだったが、正規の花期がきて、もう一度咲く積もりなんだろう。
(温暖な地方では、年に何回か咲くらしい)

挿し木で増やせるらしい。
露地植えにできるものなら、どんどん増やしてみるが、
冬場に困るもんねぇ~
しかも、真夏の強い日差しや暑さが苦手ときている。
夏場、かんかん照りの場所におくと、枯れてしまうのだ。
厄介なやっちゃ。

ついでに
長雨の間、痛むのが惜しくて、切花にして避難したジャーマンアイリス。
小型のバケツを補助にしてもなお、持たないほどに、大きな、瑞々しい花。
雨の間、フルーティな香りが部屋を満たしていた。
毎度のことながら、雨が上がると同時に、今期の開花期は過ぎた。

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