自室に挿した桜の枝は、順調に蕾を成長させている。
小枝なので、蓄えた養分の供給がどのくらいあるのかギモンだが、
たとえ、半分くらいの大きさであっても、花は咲くだろう。
あんな高木じゃなきゃ、このまま発根させて(させられたら)
アナの埋葬地に植えるのだが…


先日の「お座りアナ」が出来てからは、
ある程度気持ちが落ち着いたようで、
この二日ほど、墓前での千の風状態は免れている。
不意にやってくるフラッシュバックが堪まらない。
あっ、そろそろトイレに連れて行かなきゃ…とか、反射的に行動に出て、
うろうろしていたり…
まあね、部屋中、こんなに、アナの写真ばかりじゃ、
忘れることなんてできるわきゃないんだが。
羊毛シェルティ 三体目 完成
黒い差し毛の入ったヘテロセーブル
ちみなに、モデルはアナのお姉さんの積もりだが、
資料の写真が小さくて、詳細が良く判らん。
もう一体、
アナの形見(遺髪というか、丸刈りの毛)入り版を作って、アナの生家へ送る予定。

サイドビューはそこそこだと思うんだが、配色の加減か、前から見るとビミョー
造りやすさは、トライに比べたら、かなり楽、
というか、多分、トライが厄介過ぎ


始め、セーブルの毛色というのが良く判らなくて、
色んな色の糸を買ったけれど、どれも違った。
先日、デカシェルの「殿」を撮ったとき、少し、毛のサンプルを貰ってきて、
それを元に混色した。
その「殿」の写真がプリントされてきたからと、
小母さんが、ウチまでわざわざ見せに来た。
家は2Kくらい離れているんだが、この寒い中、自転車に乗って。
プリント前には「良さそうなの適当に選んでくれればいいから」
とか、ヤル気のないことを言うから、
「全部いいに決まってるよ、悪いのなんて無い」と宣言しておいた。
で、今日のセリフが「どれもいい、全部いい」
ウチへ来る前に、近所の人にも見せたようだ。
飼い馬鹿全開、この手の類ともに年代の差は無い。
ついでなので、アナと、出来たばかりのセーブルシェルも見せておいた。


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