Azure Sky

日常の出来事、想いを記します

大きいポメとか

 飼えないと判っていても、ついシェルティを見てしまう。
私の心に空いた穴はシェルティの形をしているに違いない。

 しかしだ、色んなシェルを見ても、アナに似ている子は居ない。
そもそもアナがイレギュラーな顔立ちだからだ。
普通のシェルは、コリーほどではないがノーブルな顔に、
僅かにストップがある。

アナは、額の高いポメラニアン顔、マズルも細い子だった。
どっちかといえば、ポメを探したほうが似ている子が居るんじゃないか。
 丸刈りばー↓
09apr22150.jpg


 ポメ掲示板に、
「トライカラー雌で、オーバーサイズで、少し胴長で、
眼は小さめ、マズルが長く、ブレーズが入り、尻尾の下がった子
を希望します」
とか書きたいが、
それなんてシェルティよ?」と、袋叩きに合いそうで。


 先日の長野保健所シェル、
アナに思えてしょうがない。
しかし、やはり県内しかダメらしい。
片道約170k、隣の県だけに悔しい。

そういえば、伯父は元保健所関係だったな…と、
ツテを聞いてみたが、
退職してから時が立ちすぎていてダメだった。

 自称「代議士も動かせる」旧家の某は、
必要な時には行方が判らんヤツで使えない。きーっ!
 某宅は県境付近だから、
自宅周辺には、普通に松本ナンバーの車が走っていた。
縁故辿れば、地域的にも圏内だったかも知れんのに…とか悶々。


 判ってはいたけど、お役所って面倒なんだね。
アナは、書類上では、まだ生きていることになっているんだから、
私が引き取れば、犬の死体が一個減るだけじゃないか…と。
プラス、マイナス、ゼロってことで。
 

 いっそ、ボラ団体に引き上げを頼むのもアリと思い、
問い合わせたら、既に譲渡希望者が居るそうで、即、引いた。
ウチの子にならなくとも、誰かが幸せにしてくれればいい。

「この世のどこにも居ない」よりは、
「二度と会えなくとも生きている」ほうがずっといい。


 反面、心配ではある。
そもそも、飼い主が探さない時点で、何か問題を抱えてる率も高い。
 シェルティは何気に遺伝的な問題が多い犬だし、
ブルーマールっぽい子だったし、もしかして視力とかも…
 そういうことを判ってる人ならいいんだが。

 しかし、なんで探さない? 
ウチのワンコが、保健所の冷たい床でポツンと居る画を思うだけでもぞっとする。
まあ、この付近なら、近所の人はたいてい知ってるから、
もしものさいも、直接ウチへ戻される率が高いけど。

 目の前で死んで、自分で埋めたのに、
いまだ、どこかに居るような気がして、あちこちを探してしまう。
 親と生活時間帯を別にして、気をつけていたのに、
今夜は、埋葬地でボヘーっとしているところを父に見られてしまった。
 まあ、あの父が見たところで、どうか思うような性格でもないんだが。



 ウチのアナも、生後一年くらいのとき、
左目の瞳孔の反射が悪いことが判り、
「将来、両目とも失明する率あり」と言われた子だ。
外へ出ると、左眼だけ涙が出ることから発覚した。


 クレームをつける気は全く無かったが、
生家に報告時「他の子と交換する」と。
もちろん、即、断った。
 電化製品じゃあるまいし、
一旦ウチの子になった以上、ホイホイ交換なんて出来ない、と。

「失明する可能性がある」けれど、
確実に失明すると決まったわけではないから。
 アナ生家母は、むしろ私を心配したようだった。
「ワンコに何かあったら、全身で抱え込んでどうにかなってしまいそうだ」と。

…まあ、そのとおりなんだけど。

 犬くらいの動物になると、
何かの折りには全力つぎ込まないとどうにもならんじゃないか。
 だから私は「ワンマン、ワンドッグ」主義なんだ。
二兎を追うものは一兎も得ず、
何かのとき、私が抱えて逃げられるのは一頭だけだ。
何かのさいには治療費も嵩むし。

 しかし、将来、どんな状況になるかは判らんので、
「どうにもこうにもならないような状況になった場合はお願いするかも知れない」とは言っておいた。
 

 その後、来院の度、アナの眼を見て貰っていたが、
幸い(?)一生逃げ切れた。
 昨今は、白内障っぽい濁りが出てきていたので、
夜にトイレに連れ出すときは気をつけてはいたが。
アナ、甲斐性なしのお嬢様でドンくさい犬だったし。


 病気で死ななくとも、老化で何がしかの不具合は出てくる。
全部避けるなんて無理だから、
とりあえず、失明は避けられたことで良し、と思うしかしょうがない。
 
 視力に関しては、コリー類特有の問題なのだそうだ。
こういうことを考えると、純血種というヤツも問題に思う。
大きく外れない程度に、ちょびっと他犬種の血を混ぜるわけにはいかまいか。
 生き物は、長生きが必ずしも幸せではないけれど。



 よく「犬は視力に頼っていない」とかいうけれど、
過去、我家に居たマルチーズは(←貰われてきた)
たまに、頭の毛をたらしていると、側溝に落ちまくっていた。

 そのマルチーズは、激しく「俺様」な性格で、
ケアは咬みついて抵抗するのに、
「ミミ(←元々付いていた名前)アタマ縛るから」と言ってゴムを見せると、
自分からきて頭を出していたから、当人も不便だったに違いない。


 そのミミは、私が二十歳の頃、家を出て寮生活をしているときに逝った。
母が泣きながら電話してきたので、家へ帰った。
私も当分泣いてはいたが、離れて暮らしていた分、
実感も少なく…

 そういえば、その頃、ようやく買ったポケットカメラで、
ミミばかり撮っていたな… 
 レンズとのズレで、ワンコが半分くらいしか写ってない写真ばかりで、
現像に出す店で、いつも苦笑いされていた。
 って、年とっても、していることがかわらなすぎるあたり。

 ミミもウチの敷地に眠っているが、
私は埋めるときを見なかったので、あまり実感もない。
 眼のはなしで思い出して、「ああ、そういえば、ミミってマルチーズも居た」
という程度の、はるか昔の(ように思える)記憶だ。

 アナのことや、先代ジュリア、先々代ジュリアのことも、
こうして、半分埋もれた記憶になるまでどのくらいの時が要るのだろう。

 …年齢的に、寿命まで、ずっとリアルなままで覚えていそう。


 最近、薬が効かなくなってしまい、寝付けない。
アナ死亡後、一週間くらいは、
起きていたくても意識が落ちてしまうような感で、
少しの眠剤でも、庭で凍死できそうなくらいだったのに。

 昼間に転寝モードにもならなくないし、
浅く眠って夢見ると、醒めたときに鬱倍増、
これは本気で精神科かね…
スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://azuresky06.blog69.fc2.com/tb.php/684-97e183a1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

ナツズイセン

Author:ナツズイセン
お知らせ
連日の業者コメ禁止措置で、無関係な方まで書き込み制限に掛っていたらスミマセン。
キリが無いので、トラバは禁止、コメントは承認制にしました。


 ◆管理人へメール

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する