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日常の出来事、想いを記します

アナの命日 8回目

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予報通り、酷い冷え込みにうっすらと積雪、
いくら暖冬でも、全く雪無しでは居られないらしい。
 
 年末から身の置き所の無い気分が続いていたが、
この数日の無気力さは異常だ。
いくら寒いとはいえ、私が、テレビの再放送をぼーっと見て、知らぬ間に寝落ちしているなんて。

…ああ、そうか アナの命日なんだ そう自覚したのは昨日のこと。
雪と死が直結して記憶に焼き付いている。
 誕生日とか、女性の好きそうな「記念日」は、
それが、家族でも恋人でも動物でも、全く記憶にないのに、
犬の命日はしつこく憶えているってどうよ?

 まあね、犬の場合、ウチで生まれたわけじゃないから、
誕生日なんて書類上の数字でしかない。
とりあえず、出会いの時は鮮やかに憶えている。

 指折り数えてみる。もうそんなに経ってしまったのか…
私が今すぐ追いかけても、どこでも会えない距離と時間の隔たり。
後悔と、帰らぬ問いかけを繰り返す。
「ほんのちょっとでも幸せだった?」 
 あんなふうに死なせてしまった私は良い飼い主ではなかった。
犬は自立して生きるすべなどないのに。
悔いの分だけ、私はアナといた時間が幸せだった。

そうして今年もアナの埋地に雪が積もる。
毎年、毎年、判で押したように、埋めた日から雪が積もる。

 次代の小雪もすでに7歳を越し、顔周りには白髪が目立つ。
視力の落ちた私の眼は、視界の端に居る小雪を、アナと見間違うことがある。
 未だに、小型犬特有のチャカチャカした動きはイラっとするが、
それなりに可愛いとは思っている。
頭の出来を比較してしまうのは事実だから仕方ない。
それでも、居なくなったら、それなりに淋しくて、それなりに哀しいだろう。
 そうして、私は、執着をまたひとつ失くしていくのだ。
いつか、そう遠くない日に、全て無にするために。

 
おい、小雪、オマエも、そう遠くないうちに、ここに眠ることになるんだぞ!
(そんときゃ、私もついでに入るわ)
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小雪の寿命も折り返しを過ぎた頃なのに、何年も囚われていてもどうよ?と、
去年の花が終わった頃、思い切って、埋葬地のナツツバキを切った。
いつかは処分しなきゃならないし、私が力仕事をできるうちにと。

 太くなった幹が、嫌でも、時の流れを感じさせた。
今は切り株のみが残っている。
樹は、私が掘りおこさないようにするための封印でもあった。
掘ったところで生前の姿が残っているわけもないけれど、記憶の中のアナは、昨日のことのよう
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 雪は霰とともに、叩きつけるように降っては、
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ウソのように晴れ間を見せ、また降ってくる…
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こんな寒さの中、リコリスの芽が出ている
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巨大な株になっていたクリスマスローズは、去年の猛暑のうちに、半分以上が腐ってしまった
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いつもは雪に埋もれて見ることのない寒水仙が、今季は凍みてはいるが地表に出ている
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僅かな雪だったが、酷寒なので、日陰はしっかり残っている
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真冬に咲く、ロゼット状のタンポポ こんなのも例年のことになった
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そういえば、オオイヌフグリは?と見ると、日当たりの良い場にポツポツ咲いていた
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ナズナと  晩夏よりは、はるかに春に近い季節
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