風が冷たい。
睡蓮鉢の水も冷たい。
陽は明るいが、かつての力の半分もない。
すっかり秋になってしまった。
26日 裏の彼岸花と


小雪



今年は彼岸花を撮りにいく根性も出なかった。
バテバテで寝てばかり…

コスモスと

小雪は凄く毛深い。
晩夏にも刈ったのに、既に丸いシルエットになっている。
フルコート時の手入れを思うと、もう年中マルガリータにしたいくらい。

秋ナスは嫁に食わすなとかいうが、
そもそもナスって栄養が無いんだよね。
あんだけ濃い色の紫なのに、アントシアニンも無いなんて、
無駄な野菜だとつくづく思う。
私は、そんなナスがキライだ。
なんの成分も採れないと思うと、料理する手間すら惜しい。

今夜、裏の畑に生ゴミを捨てにいくと、
闇の中、ヘヴンが青いまま開花し続けていた。
ああ、もうそんなに低温なんだな…





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昨日の蒸し暑さはなんだったんだ。
今日なんて寒いくらいだ。
急に晩秋になってしまった。
体がついていかないべ…
カシワバアジサイ移植の前作業として、
まず、左端のアナベルから移植
こんなに大きいのに盛夏に移動してイイのか…
とは思ったが、やるしかない。
基本は休眠期だが、秋は、こんな乱暴な移植をすると、
冬までに根が張れず、枯れることが多いからだ。
ヤケクソの如き掘り方で、根も切り放題で引っ張り出す。
掘るだけで体力尽きて、バケツに放り込んで夕方まで放置。
陽が暮れ始めてから移動地へ…
↓移植後

翌週、アナベル右を移植に掛かる。
こちらも、去年50センチほどの株だったとは思えないほどの根張り具合。
始めれば終わりまでやるしかない。
裏の畑の、初代アナベルの近所に移植。
ちなみに、その向こうには、センニンソウが植えてある。
もう、穴掘り続きで死む…

で、ようやく本命のカシワバ移動直後
場所柄、手前からしか掘れなかったため、
根は半分くらい切ってしまったと思う。
あの大株で、この程度の根のはずは無い。
それでも膝が笑うくらいヘロヘロだ。
もう知らん… いいさ。挿し木でも付くような花だ。
生き延びたいなら、なんとかして根を出してくれ。
(保険の挿し木苗も作ってあるし)

ここは、毎年ヘヴンの絡む柵の内側だ。
日当たりがいいので、徒長はしないはずだが、
倒伏防止には、できれば一面だけでも寄りかかれる場所が欲しい。
水は朝晩やったが、流石に巨体、ダメージが激しい。
その後、ひと月くらい寒冷沙で日除けをした。
今はなんとか生きているようだ。

カシワバは、旧枝咲きなので、夏以降に切ると花芽もなくなってしまう。
花穂が出ると同時に、脇芽が伸びてくるので、
なるべく下のほうの芽だけにして、大きさを制限してはきたのだが、
それでも生来の大型性は強い。
画が汚い? タブ持ってないんだよ、
マウスでここまで描いたのを誉めてくれ。

カシワバ撤去後の様子。
シャラの木は、私の背を超えたが、今期は一個も花が咲かなかった。
右端に見えるのはクレマチスモンタナ

こんなに茂っているのに、

その後、急に立ち枯れてしまった。
環境の変化かも。クレマは根元に陽が当たるとマズイらしいし。

で、その後、予備苗を植えたが、花は望めそうにない。

こちらは同じくモンタナのピンク
わさわさに茂り、180センチのオベリスクを越え、屋根まで蔓を伸ばしている。
来年、株全体に花が咲くのかな…

カシワバの跡地には、裏の畑のライムライトを移植する積もりでいた。
ライムは、ミナヅキほど枝が暴れないし、
花の無い夏場に白い花が長く咲くのはよい。
今の場所は混雑しているから、ライムを移植すれば他の者たちも楽になるだろう。

そのライムだが、改めて見ると、かなり大きい。

もう、かれこれ五年くらい経っているし。


根元を確認…(如雨露の口と比較) 掘り出すの無理!
コレを移植するか、隣のオオデマリを撤去するかだったが、
オオデマリも10年くらい経っていて、大株過ぎてどうにもならん…

で、予定変更。
ライムの挿し木苗を大きい鉢に植え、肥料をガンガンやって大きくした。

先週くらいに予定の場所へ。
隙間には、鑑賞系のアジサイを一株植えられないかな…と思っている。

おまけ
ネコ用のマタタビの挿し木をつり鉢で育てていて、
そこそこの大きさになったので、下へ降ろしたら、
一晩も経たないうちに、猫にズタボロにされてしまった。
カシワバアジサイ「スノーフレーク」
名のとおり、柏の葉に似た葉を持つアジサイで、
花穂も豪華だが、ガタイが大きい。
↓は、よく行く大型園芸店舗の前に地植えされている個体だ。
私の背をはるかに超えている。2m弱くらいだったろうか。
隣のコニファーと並んでいる。
いつも、デカイな~と思って見ていたが、
さすがに大きくなり過ぎたのか、今期は、この画の半分くらいにカットされていた。

↓今期の様子 切られていたが、それでも充分大きい。



下のほうも花穂が沢山ついている。

何年か前、その店で、気まぐれに小さな株を買って、
畑に植えたら、私が踏んでしまい、芽が無くなり枯れた。
そして何年か経ち、四年前くらいに小さな花穂の付いた苗を買った。
その苗は、懲りずに畑に植えたら、夏までもたずに枯れた。
その翌年頃、例の花屋で処分セールの鉢に会い、ゲットしたのがコレ↓
40センチ近い花穂が四本出ている。
花屋なので、花期に出ているものは、贈答用の豪華なものがほとんどで高価なのだ。
こんだけ咲いたら株はかなり弱っているので、枯れる率が高いとは思ったが、
この値で花穂を買ったつもりで…
この花は、先端まで咲き進むとドライフラワーになるのだ。
↓即刻大きい鉢に移植、養生中 2011年6月初旬

その秋までにかなり大きくなったので、年末に露地植えにした。
2012年度の花期
この背でも、花のシーズンには、
支柱だの吊り紐だの総動員でようやく保持…イヤ、一部は折れた

庭の中心にはミナヅキが植えてあった。
それも年々大株になり、支柱だらけでどうにもならなくなってきた。
2012年の花期↓

ミナヅキは新梢咲きなので、
冬場は地際からカットすることである程度はコントロールできるが、
それも株の若いうちだけ。
地際から切っても開花までにゆうに1Mは伸びる。
カシワバも、花後、さらに大きくなったので、
芽吹き前に、ミナヅキを移転決行。
新梢咲きだし、挿し木でホイホイ付くほど丈夫なので、
根はあまり気にしないでザクザク掘った。
流石にダメージは避けられず、移転地での花は三分の二くらいとなった。
それでも個々の花穂は変わらず大きいので、
全部が地面に着くくらいにしなだれている。
(この後、支柱を組んで保持)

2013、5月29日
カシワバが伸び始め、周りが窮屈になってきた。
カシワバの左はアナの墓で、その上にはシャラの木が植えてある。
その左隣には、アナベルの二年株、
右端にもアナベルの二年株、さらにその間にクレマチスモンタナ…
(前年の画の右端のライラックは撤去済み)
それでも、この頃は、「少し窮屈」な感ですんでいたのだが、

開花が進み、


花房が垂れる頃には、


先輩のアナベル四年株が藪になり、(この時点でアナベルは三株)
アナの墓参りすら困難になってきた。
このアナベルの向こうにもクレマチスモンタナが一本…

こちらは右端のアナベルと、今期露地植えにしたゲラニウム



カシワバの向こうには、左端のアナベルが見えている。
日当たりが良くないこともあり、この後、
アナベルとカシワバが絶徒長、ほんとうに藪になってしまった。
カシワバは、巾1Mくらいとなっていた。
そして、引越しを決心する。
台風の過ぎた夜は、寒いほどに気温が下がった。
一足飛びに晩秋になってしまったのか?と思うほど。
昨日からはまた盛り返し、
夏日の気温になっているが、陽の力は盛夏の半分も無い感。
日暮れがとても速い。
散歩から戻ると、向かいの山から月が昇りかけていた。
明るい月夜。
昼間と夜の時間配分が逆転する日も近い。


月夜のネコ

ネコの目が赤いのは、フラッシュのせいだけではなく、

虹彩が薄いブルーで色素が薄いからだと思う。
角度によっては瞳が赤く見えるし、もしかしてアルビノ?


オマケ
昨日、花屋で見たプルメリアの花
ハワイのレイを作る花だ。
4000円くらい。
木としては高価なほうではないが、
この大きさではとても室内に置けない。
っつか、持ちかえるのも困難だ。
両方とも1.5mを超えるほど。

ガタイのわりには花が地味に見えた。
アメリカフヨウが、三輪くっついて咲いて、
とんでもないボリュームだったのでネタにしてみた。
これでは判らないので、

裏から見る。

いつも出てくるコレだ。

小型犬と比べてみる
なぜ大あくびをしているのか?
犬は、キモチを落ち着かせるためにあくびをする習慣があるらしい。
デカイ花を置かれてビビッているのだ。

遠近法のごまかしじゃないぞ。

大きいことが売りの花ではあるが、一日花だし、
ただ大きいだけで、たいした魅力はない。
ウドの大木系だ。


季節はずれのクレマチス 淡い紫だが「白馬」という。
露地植えにして二ヶ月ほどは、全く成長しなかったので、
死んだかとおもってたら、先月くらいから蔓が伸び始めた。
今期はクレマにはまり、一気に増やしたので、
ネコブセンチュウに利くというマリーゴールドを植えた。

当初は、近所のホムセンに売っていた、
よく見かける小型のマリーゴールド(フレンチ)を買ったのだが、
ネットで「そっちじゃなくて、大型のほう(アフリカン)」という話しを読み、
急遽、種を買って育てたのだが、

大き過ぎて、クレマが日陰になっている。


苗が小さい頃は、クレマをとりまくように植えていた。
だが、予想以上に大きくなり、
一株ずつ移植して行った。
こちらは、露地に植えたアジサイが、
猛暑に焼けていたので、半日陰になれば…との目論みだったのだが、
季節は移り、完全に日陰になっている。
ちなみに、右側のマリーとの間にはブルーベリーが植えてあるのだが、
こちらも思いっきり日陰となってしまった。
デカけりゃいいってもんじゃないわ。
クソ暑い日々が過ぎると、梅雨時のような雨が続く。
おかげでアジサイの挿し穂が順調だ。
当然のように、体はついていけず、昨日、またカイロ行きとなった。
左肩から腕が激痛で、息しても痛く、悶絶しながら迎える夜…
大雨で行くに行けない 泣…
それにしても、
十日前にも行ったばかりなのに、もう体が寿命に近いんじゃないの?
クローン作って、体を取り替えたいわ、マジで。
昨日は久々の晴れ間、濃尾平野は真っ青な空に白い雲、
狭い山間部に帰るのがいやになってしまう。

夏といえば蚊の季節、
色んな携帯虫除けを使ったが、やはりコレが一番な気がする。
ってんで、どうせなら、お洒落な(?)ものを買ってみた。
…イヤ、もうネタと割り切って買った。

薔薇は、結構ソレっぽい匂いがする。

昨日買ったばかりのアロマのほうは、まあ、普通のとは違うかな?程度。
元々草系なので、菊と草の差が少ないのかも知れん。
今日、花採り後の処理時に炊いてたら、足元に置いてるのに蚊が足に止まった。
もしかして、普通の線香より効かないとか?

夏場、暑過ぎたせいか、一向に伸びなかった西洋アサガオ。
今にしてもショボイ。


道端に咲くセンニンソウの花

葛の花が濃厚に香っている
確かに、季節は秋だが、

庭ではアジサイの花が咲き始めたり、

裏の木蓮がパラパラと開花したりと、やっぱり気候がおかしい。
【“気候不順と言われてどんだけ…”の続きを読む】