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日常の出来事、想いを記します

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なんじゃもんじゃの花

 初夏に、雪を載せたような花が咲く。
俗名「なんじゃもんじゃ」
ヒトツバタゴ

木犀科特有の四弁花だが、花びらが糸のように細いので、そうは見えない。
一応、この県内にも自生地があるらしいが、
有名になってから、あちこちで植樹されているので、
そういう意味では、さほど珍しいものでもない。
人が、その存在に、気付くか気付かないかだけ…という感じ。

 買い物に出たついでに、地元のソレを撮ってきた。
最近、疲れてしょうがないので、ワザワザ出る気がしないのだ。
もう、帰りのドライブなんぞ、無理やり目を開けているだけ。
 トシだな…と思うことが日常的になりすぎじゃまいか。


青い空に白い花が映える。
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 トートツだが、センニンソウが欲しくなった。
数日前、散歩道沿いでふと思い出してソレを見つけた。
確かこの辺に咲いていたハズ…と。
 その付近に蔓性のモノが生えていた。
この大きさなら掘れるかも。

なにぶん、自生モノの植物は、
人の手が届かないようなところに生えてることが多い。
しかもデカい。
その意味では、道路脇に生えてるソレは希少な存在だった。

センニンソウに似ている「ボタンヅル」は、
探すまでもなく、あちこちに生えている。
似てはいるが、私は、真っ白な花のセンニンソウが欲しいのだ。


 で、翌日、車を出す用があったので、
ついでにスコップを積んで掘りに寄った。
あたりの藪は刈られているが、
地面が堅いのは変わらない。

 夏日の当日、じっとりと汗が滲む頃、ようやくソレが掘れた。
…なんか、根が違うんじゃネ?
葉も羽状じゃないし。
芽吹いたばかりで、これから副葉が出てくるのかも。
…と思いたい。労働がきつかったからだ。

 ネットで調べると、アオヅラフジっぽい。
望みを捨てず、ウチの爺に聞いてみた。
「夏に白い小花が咲くヤツか?」
『青い実が生るヤツだろ』
ほい、アオヅラフジ確定! がっくり…

 そこで諦めないのが私だ。
かといって、こんなド田舎に住みながら、
通販で買うのも馬鹿らしい。

 花のシーズンになれば容易にわかるのだが、
そんな時期には、藪だらけで近寄るのもイヤだ。
ダニだの蛭だのと、思っただけでゲッソリする。
 蛇足だが、昨日の夕方の散歩で、10センチ超の赤いムカデと出合った。

 そういえばあそこで撮った記憶があるな…
蔓を切ってきて挿し穂にするか。
 で、今日、買い物に出たついでに、(ついでの方が遠いが)
現場付近を捜すもブツは無し。
考えてみれば、アレを撮ったのはン年も前のことなのだ。
鉄道脇なので、草刈で消滅したのかも知れない。

 もう少し範囲を広げ、心当たりを探した。
車に載ってたら、どんな低速でも判りはしない。
適当に見繕って歩いてみた。

 不意に、アナが居た頃を思い出した。
大人しく乗っていたから、あちこち連れてウロウロしたなぁ…
車を出す様子を感じると、そわそわするので、
「アナも一緒に行く?」というと、車のドアのところで待っていた。

足元を見下ろし、呼んでみる。
 「アナ、一緒に居たよね… そこに居るかい?」
もちろん、アナから返事が返ることはなく、
ただ、緑の風が駆けていった。

 いつもこの季節になると思い出す。
梅雨直前の晴天の早朝、陽も昇らぬうちに、
アナを迎えにトラックターミナルへ向かったときのことを。
あれから、ずいぶん長い時間が過ぎたんだね。
 季節は変わりなく繰り返す。


 ソレっぽい葉を見つけ、車載の小型スコップを取りに戻り、
根性で掘ったが、当然の如く、根はプッツリ…
クレマチス類って、根が太くて長いから無理なんだよね。
全く無いよりマシだろう…程度。
 しかも、ハンショウヅルという可能性もあるときている。
まあ、いいか、そのうち出会えるかも知れない。
 
それにしても、このところのスコップ使いで、
背中とか腰とかあちこちが痛いぜよ。

左がセンニンソウ(希望的憶測)  右がアオヅラフジ
私の記憶では、センニンソウは照葉だったのだが。
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青い花 ディルフィとか色々

 私は中坊の頃から青系の色が好きだ。
そして未だに青系が好きだ。
 
空の青、海の青と水平線、
この世のものではないような青い芥子の花、
水の星、地球、
青いヒレが揺らめくベタ、
アクアブルー、マリンブルー、ソルジャーブルー…?


母の入院中、そろそろ退院の話が出る頃だった。
隙を見て、隣市の花屋へとんぼ返りした。

 その頃、留守番の増えた小雪が不安定になり、
トイレとか、抗議行動らしきことをするようになってきていた。
多頭飼いが向く犬種らしいので、
一人で留守番が耐えられないのだろう。

 つーことで、たまたま曇天だったこともあり、
小雪も連れて行った。
片道一時間強、車嫌いの犬には近くは無い距離だ。
 
 幸い、往復とも車酔いもなく、
花屋で他所の人に抱かれてヘロヘロしていた。
ヤタっ! いつの間にか、車酔い克服だ!
…と喜んだのはひと時の夢だった。

花屋のカートで
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こちらはさらに前のネタ。
同じ花屋で去年の晩秋に出会ったシェルティ
普通に「ギュウギュウ詰め」体重18kだそうだ。
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飼い主の人に、半ば無理やり故アナの画を見せ、
シェルトークで盛り上がった。
 この人も、先代もその前の代もシェルティだそうだ。
やはりシェルティ好きな人は根っから好きらしい。
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 で、この日ゲトしたディルフィ
つい、と、吸い寄せられてしまうようなブルーだった。
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普通の高性のヤツだと思ったら、この高さがデフォだったようだ。
今では見る影もない。
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 同時に買った小型タイプのディルフィ
ソフトブルー
入荷から日が過ぎていたようで、盛り返すことなく終わってしまった。
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 長く付き合ってきた、夏の日本海沖の色した魚が逝って数ヶ月…
冬を思うと、もう次代を飼うのはやめよう、と、一応決心はした。
 出来心で買ってしまわないよう、
ベタの居る店には近寄らないようにしている。
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こちらは、半月ほど前、別の店で買ったマリンプルーの個体
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 青い芥子を栽培していた、県内北部の民家では、
高性のディルフィが普通に咲いていた。
どんなにマメにケアしても、あの冷涼な気降には勝てんわ。
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 裏の畑では、こぼれ種から育ったネモフィラが、
モヤシみたいにヘロヘロしながら花を咲かせていた。
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こちらは、木蓮の足元に広がるツルハナシノブ
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残念ながら一期咲きだ。
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 スノーフレイクが盛りだった。
あれから、もうひと月近くになる。
暖かいを通り過ぎて、暑いわ!!
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母の癌詳細

 ずいぶん空いてしまったが、
前回の詳細を書いておく。

三月中ごろだったか、
母がいつもの内科へ行き、
その足で地元の総合病院へ回された。
行きは父が足だったので私はノータッチ。

帰りが遅いので、なんじゃいな、と思ったら下血したという。
元々痔持ちらしいので、肛門科で看て貰い、
癌疑惑浮上で要検査。

で、26日頃だったかな、検査は。
まさかの大腸癌発覚。←この時点で当人に知らされた。
「あ~ 来月の9日が空いてますね~」←手術の仮予約

「ご家族と相談して…」キター!!
母ボーゼン。「どうしたら?」
なに言っても聞かないのに、
こんなときだけ意見求めるのかよ。

例え悪性としても、
放置すると閉塞するからやるしかないじゃん。
死ぬまでガマンするならそれもいいが、
大腸癌は中々死なないから、とりあえず取らないとキツイで。
 と、キツイ選択を迫った。早い話が脅したわけだ。


「ご家族に説明を…」キター!
ヘタに私が出ると、またわけの判らんことを言い出すかもと、
妹に一任して放置。
 後の本説明の後に聞いた話では、
この日は、大雑把な説明しかなかったようだ。
地元病院に決定、入院とか日取りも。

で、四月に本説明会。
「ご家族揃って来て欲しい」キター!
この四月から、癌センター出の医師が入るという。
その医師が担当になるらしい。

 この日は私も介入、医師、若っ!!大丈夫か~
オタク知識で医師を質問攻めにする。
一応、看護師である妹、私の追及っぷりに唖然。
「なんでそんなに詳しいのよ?」
ダテに動物病院に通っているわけではないのだ。

ちなみに、面倒くさがった父は放置。
「年ですから…」と言い訳しておいた。
説明聞いても判らないだろうし。

 で、癌は上行結腸、小腸との境目辺りにくっきり。
ステージ3B 付近のリンパ節にも転移しているという。
癌そのものは径3センチ超で、
閉塞間際まで大きくなっていた。
 予測最大切除は30センチくらいらしい。
幸い、人工肛門にはならない位置だった。


で、4/8に手術。四時間くらい掛かるらしい。
「どなたかが待機していてください」
っつーことで、一部の親戚まできて、
総勢6人が待合室で待機。

 実は、私は家のことしてて、
手術室へ入るときは居なかったのだ。
最悪、そのままアボンも考えて、
カレーを炊き出しておいたりしたからだ。

 私的には、キケン区域は開始一時間半くらいだろうってことで、
(麻酔クリア、開腹して駄目ならその場で言われるだろうし)
一時家へ戻り、その間、親戚が食事にきたり…
親戚は私のオタクっぷりも知ってるからだろう。

 
 手術が終わる頃、病院に戻り、
待合室で待ってたら、
いきなり小窓が開いて、(隣が手術室)
「はい、コレ取りました」って、ブツを見せられた。
トートツすぎるわ。
うお、デカイ!というのが印象。

 癌そのものもだが、パーツ自体が大きい。
リンパ節の癌ってのも、よく判った。
(後に、リンパのアレは癌ではなかったと聞いた)
そんなこんなで、予定どうり、午後6時に終了。


 少し前に、小雪の狂犬病注射をしにいき、
先生に聞いてみた。
「できるって言われたなら大丈夫だよ、
だいたい、人間はパーツが大きいから切るのも楽だし」

なるほど。中型犬でも腸とかは細いもんね。
そういうパーツを見てきた私なので、
母のブツを見て「デカイ」と思ったわけだ。

で、麻酔からさめ、普段以上にグズグズ言う母、
その夜は妹が付いた。
準(?)看護だから、付き添いは要らないのだが、
あの母は、ナースコールにすらビビッてできないのを予測したからだ。
 まあ私と居るよりはマシだろうし、
うちには爺が居るし。

 何もしなくても疲れた日だった…
と、深夜、小雪が嘔吐、そのうち血が混じり…
目に力が無い。ぐったりしている。口の中の色が悪い。
おいおい、もしかしてヤバイんじゃね?
異物誤飲かも。
アナの最後の日を思い出すには充分過ぎた。

結局ほとんど眠れず、
朝方、またゲロゲロいう音で目覚めた。
病院の開くのを待ち電話すると、
「先生は狂犬病の注射で居ません」
なんて間の悪い!

昨夜よりは楽そうな顔しているし、
夕方まで待って病院へGO。
風邪だった。200gも痩せてた。
多分、昨日くらいから悪かったんだろうな。

翌日、私が風邪で病院行き。
一昨日くらいから風邪気味で、昨夜でダウンだな。
母のかかりつけの内科なので、
手術の報告と、雑談にて
「昨日は犬が風邪引いて…」
「犬が先かい!」
(当然じゃ!)

 …なことを、ここに書いて下書きにしたのは4/19日。
母は予想外に順調に過ぎ、
4/21日に退院してきた。

 後の病理検査の結果で、
実はステージ2だったことが判った。
病理検査したら予測より悪かったというパターンは考えていたが、
その逆は全く考えてなかった。
癌は、腸壁のギリギリ内側で止まっていたそうだ。
(外側まで浸潤するとステージ3)

 暫く間を空けて、飲み薬の抗がん剤を投与されるらしい。
まあ、年が年なので、再発より寿命のほうが早いんじゃないの?

 ちなみに、同地区内に、
ステージ4の大腸癌を経験したオサンがいるが、
7年後の現在、再発することもなく元気でいる。
判ったときは、その家族は葬儀の準備がアタマに浮かんだそうだ。
 やんちゃだったオサンは、
大病の後、人が変わったように性格が穏やかになったそうだ。

 
 ウチの母は文句ばかり言っているが、
これで文句言う心理が理解できん。
 できたものはできたんだから、
意外に悪くなくてよかった、という考え方はできないらしい。

病巣部は5センチ×7センチ、デカっ!
癌は1センチになるのに10年掛かるとか言うが、
どんだけじっくり育ててたのさ。

 そうして、とにあれひと段落は着いた。
が、その後、私の雑用が増えたこともあり、
「もう、疲れて何もしたくね~!」…という夜ばかりが続き、ここは放置。
日々、圧力鍋調理に励んでいる。

 なんだかんだ言ってるうちに、
もう立夏を過ぎてしまった。
 病院通いとかのストレスで、プツンときて、
バカスカ買ってしまった青い花も、
気付けば、シーズンを過ぎてしまった。
 初夏の白い花のシーズン突入。

 母は、毎日ブーブー文句を言っている。
「年なんだから、そんなにすぐ完治するわきゃ無い」と、
何度言われても納得しないらしい。
メンドクサイ婆だ。
 

小雪、病院へ行った日の画
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