
今頃、こんな感じで居たはずのアナが、居なくなって8カ月が経過。
数年前のアナ

全てが夢だったのではないか…と疑いたくなるほど、
永い時が流れたような気がする。
まだ一年にもならないのに。
相反するようだが、自宅周辺とか、散歩コースとか、
否応無く、リアルな映像が浮かんでしまう。
向こうから歩いてくる白黒のシェル、
その耳が、歩様に合わせて、ぴんこぴんこと揺れている。
…アレ? アナは立ち耳だから、耳が揺れない。
ああ、今のは、先代のジュリアか…そんな映像もたまに視る。
こんな白日夢が、ずうっと続いている。
どちらが現実か判らなくなってしまいそうだ。
アナ墓は、春頃のノースポールが枯れてからは何も無かった。
リニュは、盆頃を目安にしていたのだが、機会がなく、今まできた。
昨日、どうしてもやらなきゃ、という気持ちになり、焦っていた。
今日、タマタマ、母が少し家を空けるという機会に恵まれた。
時間が少ないのが難だが、
誰にでも、他人に干渉されたくない事柄というものはある。
ウチの母は、とかく、「空気を読む」という能力に欠ける。
で、決心して、リニューアル決行。
日が経っているので、私の力では掘れないかもと思っていたが、
そこは火事場のなんとやら。
心残りだった事例も同時に済ませた。
明後日頃、凄い筋肉痛がきそうな気もしないことはない。
春から育てていたナツツバキと、
異様に大きくなってしまったカシワバアジサイを植えた。
カシワバは予定外なんだが、他に植える場所もないし。
先代シェルたちは、ライラックの地下付近に眠っている。

並んだナツツバキが小さく見えるが、
これでも70センチはゆうにある。
買った頃のカシワバは、花を除くと、本体部分は20センチくらいしかなかった。
双方とも、あの瀕死状態から、よくここまで育ったものだ。

買った頃、枯れかけにしか見えなかった夏椿だが、
夏のうちにに勢いよく育ち、

花もいくつか咲いた。

去年買った同個体は夏のうちに枯れてしまったので、
今期は、アナを守ってやって…と、せっせと水、肥料を与え、
茎も太くなった。
しかし、本体の大きさに対し、根が少ない。
このくらいの大きさなら、鉢全体に回っていても普通なのに。
ナツツバキはそういうものなんだろうか。

秋の日はつるべ落としの如し…

毎日というほど通ったこの道、どうしてオマエが居ないんだろう。
自分でもイヤになるような堂々巡り、
「馬鹿は死んでも治らない」という。
私は、大馬鹿ヤローだ。(♀だが)

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