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日常の出来事、想いを記します

月命日、病院へ挨拶に

 アナが逝ってから、今日で丸一月。
近所の梅の蕾が色づいている。
随分と陽が長くなった。


 アナが掛かっていた病院へ挨拶に行った。
あれ以来、どうにもこうにも、
向かう気にもなれなかった温泉町方向…

 そういえば、先代の逝ったときも、
挨拶に行くまで、同じくらい間が空いたかな…
 あの時は、既に、アナが来る予定が立っていたが、
今回は、次の希望が無い分キツイ。
パンドラの箱、全開どころか、箱の欠片も無い。



 あの日、愛車を拒んだ急坂も、
とうに雪は溶け、春の気配を漂わせていた。

↓病院坂の下の観光施設
11feb26001.jpg

その急坂道は、途中までは完全な日陰ではないのだが…
11feb26002.jpg

このカーブを曲がった辺りで動けなくなったと記憶している
忌々しい雪だ。
11feb26004.jpg

助手席に居るのは、アナではなく、羊毛のワンコ 
先生の愛犬をモデルに製作したもの
 一応、お礼のメインってことで。
(手前の紅いのは、アナの車乗り用リード、いまだ降ろす気になれない…)

 あと、形程度に、坂下の煎餅屋で買った、地元煎餅とケーキ。
地元民は、以外に地元の菓子類を知らずに居るものだから良しってことで。
11feb26008.jpg

 一体目は、これよりふた回りほど大きく仕上がり、
お座り姿勢が安定しなかったため、作り直し。

 昨夜、ようやく仕上がり、
今日はバタバタと出たため、キチンとした画は無い。
11feb26011.jpg

11feb26012.jpg

モデル本人↓ 耳の垂れた白いボクサー 雌
この子、アナが来た頃には居たんだよね。
そろそろ危険領域かね。
DSCN8059u.jpg

 今さらどうにもならないけれど、
気になっていた体重推移を確認してきた。
 アナを抱く度に体感したとおり、
年末から急激に痩せたもよう。

2010
8/3 12.0k
11/16 11.75k

2011
1/7 10.65k
1/21 9.9k
1/25 9.3k
翌日26,12.25頃死亡
本当に、急坂を転げ落ちるような衰弱ぶりだった。


 

 ついでに自分も見て貰った。(←婦人科医院が近い)
薬だけ出してもらうつもりだったのに、
有無を言わさず、「はい、そこに寝て!」
腹部にエコーを掛けられ、その後、子宮癌検査。
 
 なにぶん、生きる気力ゼロの身、
「時間無いし(←動物病院へ行く前なので)
癌検診なんてどうでもいい」と抵抗はした。
(しかし、ハンパな不調は困ると思っている)

 子宮に二センチくらいの筋腫が出来ていた。
当たり前みたいに「あ、できてますね~」
 どうせなら、バーン!と思い切りよくイってくれていいのに、
カミサマはそこまで甘くないらしい。


 帰り、セルフスタンドで給油中、不意に涙が流れ止まらくなった。
風に髪をもみくちゃにされ、泣きながら給油するリアル貞子、in温泉町。
 過去の病院行きの思い出が次々蘇り、
ついでに先代の最後をも思い出す。
 ああ、もう、ワンコを連れて病院へ行くことも無いんだなぁ…


 自宅を通り過ぎ、知人宅のシェルを覗きに寄った。
何度も見たいと思ったけれど、見たとたんに号泣しそうで行けなかった。
 
 外に居た小母さんに声を掛けたとたん、
「死んだんだってね… 翌日に病院で聞いたよ」
ここのシェルは14才、コリーサイズで「殿(との)」という。
この数年、甲状腺関係で投薬しながら暮らしている。
 
 アナが逝った頃、殿も急転し、数日入院していたらしい。
「検査で白血球に異常値が出た」
つまり、リンパ腫だよね。
 「三月一杯持てばいいところだ」と云われているそうだ。
朝起きると、真っ先に、殿が息をしているのを確認する、と。

 殿は、うちの先代(ジュリア)が生きていた頃に飼い始めた子なので、
絶対に殿のほうが先だと思いこんでいたが、どっこいどっこいか。
 小母さん、がっくりするだろうなぁ…


 夜の習慣となった、アナ墓前グチ時、
アナの体積だけ盛り上がってた地面が下がったことに気づいた。
 本当に、一月も過ぎたんだね…
やっぱり、何か樹を植えたいな…
形は変わっても、この世で毎年会えるように。

↓先代たちを吸収したライラック 今夏の猛暑で枯死
08apr19012.jpg


 
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習慣と心残り

  いまだ、自室にはアナの寝床があり、
生前のまま、マットに毛布と枕、
そして、過去にお気に入りだった熊も置いてある。

 例えようもなく虚しいけれど、片付けるのはもっと淋しい。
毛布とか布団カバーとか、長年のうちに、結構な量となり…
車用のベルト代わりのリードも、いまだ、あの日のまま。
多分、私が生きてるうちは、あのままだろう。
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 気まぐれで買った安物の熊だが、
子犬の頃はよく振り回して遊んでいた。
 紐類も噛み千切ってしまったが、忘れた頃に引っ張り出して枕にしていたので、
ボロボロになっても捨てられずに居た。
07sep08f005.jpg


11feb10001.jpg
ちなみに、この熊は、背中が袋になったリュックだ。
11feb10002.jpg

先日、保健所の件で電話したとき、伯父が言った。
「死んだものをいつまでもクヨクヨするな」

大きなお世話だ。
忘れないのが一番の供養だろ。

もう一人の伯父は、少し違うことを言った。
「長かったんだから、時間が掛かっても無理もない」

人間でも動物でも、
死んだ瞬間から、時の流れに置き去りにされる。
そうして、いずれは、忘れ去られていく。
 「生きる」ということは、そういうことの繰り返しなのだ。

 
神話の時代から、死者を連れ戻そうと、
かの国に降りた件が言い伝えられているが、成功した話は無い。

多分、根本的な考え方が間違っているのだ。
一緒に居たいから、自分の住む世界に連れ戻そう
…と、自分の都合に合わせようとするから失敗する。


 そういえば、逆の考え方をした件は成功している。
冥府の王、ハデスを愛したベルセフォネーは、
光の世界を捨て、自ら冥府へ行った。
一緒に居たいから、相手の居る世界に行く」…で。
適応力というか、考え方が柔軟なのかもね。


 なんにせよ、私の気持ちは私のモノだ。
どんな人生でも私の人生なんだし、
今さら進路変更できるほど、余力も時間もないのが現実だ。
 嬉しくはないけれど、そういうものだと納得はしている。


 件の保健所シェルティは、既に譲渡されたもよう。
もう捨てられないといいね。

 それにしても、次から次へと収容されることよ。
怯えて腰を落とし、諦めが浮かんだ表情… 
 犬には、未来という観念が無いから、ひたすら迎えを待ち続けるのだろう。
自分を裏切ったパートナーを。 

 できるものなら、みんな助けたい。


11feb25026.jpg
雨上がりに開いた福寿草の群れ、
雨粒が、溜まった涙のよう。
11feb25037.jpg


クロッカス、先発のクリーム色は花期を過ぎ、
ブルーパールが盛り
11feb25005.jpg

11feb25002.jpg
小型だけど、透き通るような花色は、早春にふさわしい。
11feb25009.jpg

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